子どものお金はどこから?
お年玉は貯金
あとはお手伝いをして貰うか
祖母のイベントである
今年の春先に帰省したら
祖母(ばぁば)が今回のお小遣いは
こちら
大きめのビニール袋に入った小銭をドンっと、持ってきた
まさかの 袋ごと!?
そんなわけはなかった
今から 目隠しをして片手分だけ お小遣い としてあげよう
子供は大張り切りだ
袋に手を突っ込んだ指先でお金の大きさを確認しているような仕草が見て取れる
ジャラジャラ もみもみと
いかに多くの小銭を 掴めるか
何度も何度も 握り直していた
さあ もう それぐらいで限界か?
そう思っていた子供の手首が振り返り
小銭をショベルカーのように
がっぽりとすくい上げた
普通のビニール袋だったため 出入り口には何の障害物 もない
右手にもりもりに乗っかった小銭たちは
落ちることなくするっと ビニール袋から出てきた
その手があったかぁーーー!
ばあばの目がいつもの2倍に見開かれ
思わず絶叫
ばあばの大声におじじ登場
えぇ〜〜!
だから入口に蓋いるって言ったやん
そんなん、まさかすくうなんて思ってなかったもん
ドヤ顔ですくった小銭を机の上に広げる子
ここから暫く集中タイムに入る
なぜなら小銭を集計して合計金額の計算が合っていなかった場合
お小遣いはもらえない
見事、合計金額を正解してもらったお金は
まさかの5000円オーバー
こうしてお金の計算が早い子が育った
次回のばあばイベント
苦戦するか
ばあばと子どもの知恵比べ
次の帰省が待ち遠しい