我が子
見つけるのが上手い
ふと見た草の中にすぐ見つける
バッタの抜け殻
よく見ると下で羽を乾かしている
学校に行く途中で発見した蛹は
授業中に羽化する
外に出ると何か見つけてる
そして捕まえる
母が虫かご用意している間に逃げられる
でも生き物には
詳しくない
秋になると栗を拾って帰ってくる
栗ご飯が食べたくてさ
どこから持ってきた?
学校だけど?先生にも聞いてから持って帰ってきたよ
母子で紅葉がライトアップされた露天風呂に入っていた時(確か5歳)には
ねっママ、何かいる!ヤバい!ママ・・・
なんか生き物いる
ガサガサと見えたのはイノシシ
ウリボーか?
ライトに照らされていた
母イノシシいたら危険
全裸母子
そぉーっとそっと内湯に忍び足で戻る
なんという野生の勘
海に行けばほっとくと1時間以上没頭
母ももれなく没頭
潜れば魚を捕ってくる
もちろん母も潜る
我が子より先に見つけたい
その頃お馬さんは
浜辺でお昼寝
つかみ取りさせれば
入水してものの1分で魚を捕まえてくる
『岩陰におった』と一言
母、まだバケツも袋も用意しておらず慌てふためく
僕、もしかして
縄文時代とかなら大活躍してたかも
確かに
その日の食料に困らなさそうだよね
そして危険回避センサーあり
生きていけそうだわ
今も大活躍してるよ
母、君がいるだけで退屈しない
楽しすぎて目が離せない
大好きだよ
あ~タイムワープしたい