小3松江塾公式ママブロガーshovelmamaの〜今日もなんやかんやありまして〜

わからないことだらけで始めたブログ。とりあえず行動した自分を褒めたい母です。書くことが苦手な我が子の周りを右往左往する母です。忘却の達人でもあります。忘れちゃうですね。なんだかんだで毎日生きております。

お金の稼ぎ方を知る そしていつでもお金の素を探す我が子

お金大好き我が子

 


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本当にお金の音に敏感で

落とすと駆け寄ってくる

忍たま乱太郎のきり丸そのもの

 

道端に落ちてる小銭にも反応

 

 

校外学習に出かけても見つけてくる

 

校外学習で見つけたお金は先生に落とし物として渡しといた

 

ちゃんと飼育員さんの話は聞いてたんだろうか

 

 

 

 

 

そしてお金を稼ぎたい

 

ママの時給いくら??

時給10000円の仕事がしたいな

とさ。。。

 

 

そんな我が子、花見に出かけた公園で

『つくし』をみつけた

 

 

一緒に花見していた大人に

『ここが広がってないつくしを見つけたら買い取ってあげる』そう言われた

 

 

 

もう没頭して探していたよねお金の素

ズボンの膝部分が草の汁だらけに

緑に染まって帰ってきた我が子

帽子には大量の『つくし』

 

 

 

さぁ換金の時間だ

 

『ん~~買い取れるのはこれぐらいかな。時期が時期だもんね。はいっ50円』

 

 

旬が過ぎたつくしの値段

50円!!

 

 

 

残りのつくしはどうするのかな

なんて呑気に観察していたら

 

 

 

場所を移動して

何やら並べ始めた

 

 

 

いらっしゃいませー

つくし1本1000円です

いりませんか〜

 

 

高っ

 

 

 

高すぎるやろ

 

 

しかも売れ残りのB品

 

 

 

売り始めたではないか

 

ぼったくり店主 誕生


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その行動力に母、驚き〜!

 

 

 

しかも身内ではなく一般客にってところが

度胸あるよね

 

 

 

桜の木の下

ヤンチャグループのその横で

我が子はつくし売りの少年になった

 

 

 

なんでよりによって出店場所がそこなんや

 

確かに商売するには一等地

 

 

 

土地代に変わりついてきた

なんやかんやのリスク

 

 

ソワソワし始める母

母はノミの心臓やぞぃ

それでも何かあったらすぐ助けに入れるよう3m後ろで待機する

でもどうなるか観察したい

 

 

 

高いなぁ〜

 

って立ち止まる大人に言われて

 

2本で1000円

全然売れない

いつしか2本で500円

 

 

それでも買い手はみつからない

 

どんどん値下げで100円

 

 

 

我が子、

気の弱そうな優しい顔つきのパパに

ロックオン

 

 

ねぇつくしいらない?

今なら安いよ!

買っていってよぉ〜

 

 

優しそうなパパ ベビーカーに乗っている我が子には助けてもらえない

 

明らかに困っている

 

 

さぁどうする?

 

 

我が子は逃さないつもりだ

 

 

 

そろそろ私の出番かえ?

 

つくし売りの店主の横にそっと近づき

母はそのお客さんに声をかけた

 

 

 

 

すみませんねぇ〜

 

 

 

 

 

でも本当に、

 

 

 

 

値段と相談してもろて

 

 

考えてもろて

 

 

 

納得したら

 

 

 

 

買っていってください

 

 

 

 

助けてもらえると思ったパパの

あの時の顔よ

忘れないわ

 

 

お前も売る気かいっ

そう思っただろうね

 

 

いや、とめろよと

 

 

あの時のパパごめんね

 

これは商売なんですぅ

 

 

我が子が本気なら母ものっかりますぅ

 

 

 

 

でも母は優しいのでなんだかんだでパパを解放してさしあげますぅ

 

 

 

 

そして

なんやかんやあって

 

 

 

最終的に買ってくれたのは

つくし売り店のお隣

ヤンチャなお兄さん

 

えぇ人やった

 

韓国のりもくれた

 

 

 

光る小銭をチャラチャラもって

笑顔で閉店した我が子

 

 

240いくらかだったかな

仕入れにも時間がかかったから

時給120円ほどだった 

その後つくしの仕入れに友だちをバイトとして雇ってたから給料を渡して手元に残ったのは半分(もちろん親同士了承済み)

 

 

 

あの満足そうな顔は忘れない

そしてお弁当の時間にはもらった韓国のりをむしゃむしゃ食べた

 

 

 

 

 

そして夏になった

 

 

 

海だ

 

 

 

カニ取りに没頭した母子


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帰り際

 

 

 

母は我が子に告げた

 

 

 

 

今日は売るなよ

 

 

 

 

えっ何で?!こんなにあるのに?

 

 

やっぱり売るつもりだった

 

 

 

何で?

 

 

 

監視員いるから

 

 

 

大人の事情ってやつ

 

 

そして販売許可取ってないから今日はダメ

無料でお店開くなら許可する

 

 

そこはお店を開いてはいけないと察知する母

 

 

 

 

我が子はしぶしぶ無料カニ店の店主となった

お店は大盛況

 

 

売り切った後の顔は

夏も最高だった

 

 

 

 

秋はお店を開かなかった

 

 

冬はどうなることやら

 

 

 

我が子とのお出かけは楽しいけど

結構ハラハラするのである

 

 

 

そして、実店舗でお店を開くにあたってのあれやこれを我が子に伝えたた後

子ども同士でのお金の貸し借りはなし

親がいない時に勝手に人に物を売りつけない

お金は信用第一 取り扱い注意

 

 

 

 

 

すると返ってきた答え

 

 

 

 

 

ママのスマホでメルカリならいいの?

 

 

 

 

あなたは一万円のシーグラスをメルカリで見かけたことはなかっただろうか?

 

 

 

あれは我が子です

代わりに売ってくれと頼まれました

 

 

 

今はこっそり出品停止中

 

 

怪しい商品売ってる出品者

他の売りたいものが売れないんでね

 

 

 

すまんよ我が子