親友の子(A助)は確かに去年の夏、勉強が好きと言った
2歳からのしまじろう
ひらがなも2歳から
字もきれい
歌も大好きで200曲以上のレパートリーがある
毎回泊まりに行くたび、来るたびに母が読み聞かせするもんだから絵本も好きになったと言ってくれ図書館にも行くようになった
本人の希望でチャレンジ(紙媒体)で今も勉強をしているが課題は溜めまくっているらしい
自分でワークを持ってきて勉強する習慣が崩れていた
勉強が好き!自分は出来る!って時は親の伴走がなくても自分からやっていたけど、だんだんとわからなくなってきたのでは?と思う
継続するには幼い自制心では無理があったんだろう
この三連休に我が子の毎日音読、九九81マスに付き合い一緒に九九をやったA助のタイムは10分オーバー
A助は我が子と同い年
明らかに反復が足りてない
母は聞いた
九九の宿題も毎日ないの?
宿題のチェックは?
音読も九九も宿題も全部学童で終わらせてくるし、サインも学童の先生がサインしてくれるみたい
休日の宿題はない学校
私(親友)、一切ノータッチ
ノート開いたことないし見てもない
何やってるかもわかんない
漢字テストは一回で合格点(90点)にいかない
懇談でしっかり家でさせてくださいと言われたらしい
81マスをする2人を見てウチの子ヤバイかも
となった親友
でもさぁ
勉強できてもさ〜結局は社会にでたらコミュ力でしょ
出来なくても大丈夫
キッパリと言い切った親友
親友の兄弟は宿題出したことのない子が高卒で大手企業に就職
勉強をした国公立大卒の子は仕事で人間関係が上手くいかず左遷扱い
年収は宿題をしなかったけどコミュ力が高かった子の方が断然高いと言う
会社名聞いても納得
だけども我が子がそのルートを確実に行けるわけではないし
宿題しない=おバカとは限らない
高卒→大企業
そんなに簡単じゃないと思う
思うのは母だけか?
否定も肯定も出来ず話を聞いた母
そして3日目の九九81マスは参加しなかったA助
親友は放置しているわけじゃない
2歳の時にひらがなを教え、文字ビンゴを作り、祖母に手紙を書かせていた
入学後も漢字テストの間違いはノートに書き出してA助に渡し、チャレンジのワークも間違えた所に全て付箋をつけやり直しさせていた
A助にやる気があったから付き合っていた
自分達夫婦から勉強が好きな子が生まれるとは思わなかったと笑顔で言っていた親友
だけど勉強意欲を失ったA助
もともとガッツリ勉強させたかったわけではない親友はだんだんと手をかけなくなっていったんだろう
もったいないと思う母
去年の夏休みにはグダグダと宿題を前に机にだらりとしていた我が子
A助は声をかけてくれた
できるようになれば楽しいよ
早く終わらせようよ
頑張るよ
って言ってくれたんだ
チャレンジのワークを広げながら
「オレは〇〇ページまでやるから」
ってさ
あの時は確かに励まされながらなんとか終わらせた我が子
今回はA助の九九81マスで九九のチェックをする我が子
「ん?8×5をもう一回やってみて」
「頑張れA助」
微笑ましいとは思えなかった
もやもやとした
悲しくなるというか
今の母にはなんとも言葉で表せないのだけども
なんだか芽を摘み取られてしまったようにも思えてしまって
かける言葉が見つからなかった