寝坊母
6時50分出発予定の朝に
6時25分起床
やっちまったか?
(こんな日にアラームをかけない母)
いや、大丈夫
(時間がないのは慣れっこさ)
荷物は昨日に準備済
(だいたい抜けもれあり)
モグラに着替えを促し、母あたふた
優先順位を組み直す母が一番にしたことは
豚汁の温め直し
(本当にこの順番でいいんか?)
どうしても朝に豚汁が食べたかった
化粧ポーチを掴んでスマホと充電器を引き抜き、財布を確認
よし、オーケー
お馬さ〜ん、駅まで送ってちょ♡
(復活したばかりのお馬さんを置いていくのは気が引けたけど、「行っておいで」の言葉に甘える母子)
ドアをノックして
ねーねーお馬さん、おはよう
って声をかけたらすぐ起きてくるのだ
秒で起きて空のペットボトルにお水を入れて玄関から出ていくお馬さん
フロントガラスに水をかけエンジンをかける
もどってきたらササッと着替え、マスクを付けてストーブ前に立つ
無駄のない動き
さすがだ〜
出発時刻になるとお馬さんとモグラは先に車に乗車
いつも一番最後に母
助手席に乗り込むと
忘れ物は確認した?と声をかけてくれる
忘れ物はあること前提
スマホと充電器、財布があればなんとかなる
ん、大丈夫
(忘れ物はあるだろうけど)
出発して電車に乗り1つ目の忘れ物を思い出す
目的地に到着した母子
2つ目の忘れ物に気づく
無問題
無くてもどうにでもなるものは
もはや忘れ物ではない
そう思うことにしている