『舐められないで』
『その一言を放置すると痛い目みるよ』
何度も言ってきた
我が子が1歳過ぎた頃から
まだ小さいから?
いやいや、可愛いのはわかるよ
もう察知されるよ
この人チョロい
そうなるよ?
大きくなって止められなくなるよ?
優しいのはありがたいよ
子どもに今でも「かわいいなぁ~」って
声を大にして直接言えるの素敵だよ
でも
舐められるなよ!
父親に対する我が子の行動、言動
私のセンサーにひっかかると
飛んでく
そう、母は地獄耳
おいっ
今何した?
親に向かって何をしたの?
ねぇパパ
なぜ毎回私が言わないとわからない?
こんなことで?
こんなことじゃないよ
その小さな種が怪物を生むよ
『舐められないで』
私の言葉と思いはあれから7年経っても
届いていない
毎回毎回
念仏のようにどうして駄目なのか
彼に唱えてきた
そしたら気づいてしまった
私の旦那は
馬だった
だから私の念仏は届かなかった
なぜ気づかなかった
なぜ他の方法を考えなかった
我が子の観察ばかりしてたからか?
旦那の観察を後回しにしてきたからか?
いつから馬になったの?
もしかして初めから?
落ち着け私
何をすればいいか
そうだよ
もちろん
ニンジンを与えることだ
(真矢ミキ風にお願いいたす)
諦めないで
舐められないで
ニンジンあげるから