それでも
気にする
だってほぼ毎日の時もあったから
キレイに書きましょう
ていねいに
連絡帳に書かれます
スタンプ押されます
漢字ノートにも
個人懇談でも言われます
減点されます
テストの字も修正されます
赤字で
名前も修正
お母さんが言わないから、出来るまでやらせないから、あなたの子供は字が汚いです
なんとかしてきて下さい
本当はそう言いたいんじゃないか
言われていると思ってしまう
汚いと書き直しさせられ
休み時間に遊べませんでした
だから母と一緒に1時間かかって漢字ノート書きました
放課は遊びたいからと
あまりにも辛かった
そんな様子が伝わるノートだったのか先生から電話をもらい、書き直しがなしになりました
丁寧に書こうと思えば書ける
だけどいつもキレイが難しい
めんどくさいの我が子
キレイに書けるのに
サボっているんでしょ
そう思われているのかな
ディスクレイシアの可能性はありますか?
調べた方がいいですか?
違いますね そのような子はもっと字が独特なので〇〇さん(我が子)のような字ではありません
そう言われた
書くことが嫌いなのは内容より字を指摘されるからかな
人生の大部分で字なんてどうでもいい
だけど学校生活ではそうもいかない
母の気が小さいからか
このままでいいとは思えず
やらせないといけないのか?と
家ではもう限界
母が限界だった
そして、習字教室に通わせる
毛筆で銀賞を頂いた我が子
書こうと思えば書ける
ずっとキレイができないだけ
それが許されないから
苦しいのか
どんと構えられない母だから
余計に苦しいのか
週に1回1時間半の教室
苦痛
それでもか?
いや、違うな
違うよな
大丈夫、大丈夫
もう辞めよう
ここぞで書ける
それでいい
我が子は習字教室をやめた
母が弱かったから苦しめたんだろうか
夫婦ラジオでも聞いた
真島先生からも言って頂けた
それでも
またあのキレイにのスタンプに
心が削られるんだろう
母さえしっかりと構えていられたら
そう思ってしまう
ダメだな
やらかしっぱなしの夜
とめどなく出てくる
すすりすぎて頭が痛い
それでも
それでもって思ってしまうから
泣いてるだけじゃ
変わらない
わかってる
今だけだから