母の中で反抗期は中高生のイメージだった
その時に自分がどう過ごしてきたか
と、どうしても考えられずにはいられない
母の中高時代は暗黒期
ちょうど家庭崩壊が始まった時期でもある
母は大人になってから知った言葉だけど
ヤングケアラーをご存知だろうか
「ヤングケアラー」とは、
本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っているこども・若者”のこと。
こどもが家事や家族の世話をすることは、
ごく普通のことだと思われるかもしれません。
でも、ヤングケアラーは、本当なら享受できたはずの勉強に励む時間、部活に打ち込む時間、将来に思いを巡らせる時間、友人との他愛ない時間…これらの
「こどもとしての時間」と引き換えに、家事や家族の世話をしていることがあります。
こども家庭庁ホームページより引用
当時は、そうせざる得ない状況だったから仕方がないと思っていた(大人になってから考えると、もっと他に方法あっただろうって思う)
だけどね、もし自分より年上のきょうだいがいるのにその役割が自分一人だけだったらどうする?
他のきょうだいは部活を楽しんでいるのに、自分だけ家事の為に帰宅部を強要されたら?
女の子だから家の事をやるのは当然と
当時の母に拒否権はなかった
誰にも相談出来なかった
子どもの力ではどうにもならなかった
死んだ目で過ごした6年間
モグラが中学生になったら嫌でも思い出す頻度が上がるのではないかという不安
それが恐いんだ
もう自分の中ではとっくにケリを付けたつもりでいたのに
ムクムクと膨れ上がってくるんじゃないかと
あの時の憤りや不安感、孤独感、疎外感
モグラにはその年齢相応の子どもとしての時間をたっぷりと満喫して欲しい
そう強く思っている
母のこの黒い記憶が邪魔をしませんように